友人からの『ご報告』が怖いの巻

SNSであらゆる人の『ご報告』が飛び込んでくる現在、黒い気持ちとどう付き合えばよいのか。

友人A子の披露宴のお話です。アラフォーにて華麗なるゴールを迎えた彼女は準備から気合が入っていたので、こちらも楽しみにしていました。

挙式当日、席札の裏にメッセージが・・・。

『出会ってから婚約まで、1年もかからなかったわ。スピード婚ってあるのね~!』

そう、出会ってから入籍まで1年未満。理想的なスピードにてコトは進みました。

彼女は婚活の泥水を飲みまくり、衰弱していた頃もあったのです。心身ともに絶不調の最中、東京から仙台に転勤辞令が出てしまいます。

あれほど弱りきった状態で、大丈夫だろうか・・・!旅立ってからの彼女と、一切の連絡が途絶えてしまいました。

周りも心配し始めました。A子は生きているのか・・・・?と。

・・・音沙汰のないまま、数カ月が経った頃です。衝撃の出来事が起こりました。

『お待たせ!最後の1人、ついに結婚したわー!!彼女はグループ内・唯一の独身)

仙台に行った途端、水を得た魚のようにメキメキと力を発揮し、現地の男性とあっさり結婚・・・。

仕事も趣味も、絶好調で楽しんでいたのです。くたびれていた日々が信じられないほどのV字回復を成し遂げました。

『いやーわかりやすい!A子が弱っているときは、しょっちゅう連絡がきてたのに!』

友人たちは、笑いあいました。・・・そう、女というものは元気な時はわざわざ連絡を寄越してこないのです。

そして突然、『ご報告』と知らせを寄越してくるシステム。便りがないのはよい便りとは、よく言ったものです。

私は20代の頃、友人から久々に連絡があると、ヒヤっとしたものを感じていました。

『絶対に、いい知らせに違いない・・・!!』どんどん取り残されていく焦りしかなく、人の幸せなんて喜ぶ余裕はゼロ。病んでいましたね〜。

早くに結婚した友たちよ、申し訳ない・・・!女の人生が時期によって色々あるなんて、わからなかったのですよ。

結婚するか否かの二種に分類し、達成できない己を、世を呪っていた視野の狭さです。

アラフォーにもなると、結婚、離婚、出産、病、介護、子供のあれこれ・・・バリエーションはぐっと増えました。

健やかなる時も病める時も、各自バラバラのタイミングで来るものだと、遅ればせながら知るのです。

もう『ご報告』は怖くない・・・!!

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