結婚できないと言われたお局が電撃婚した話

『あの人でも結婚できるんだ!』と希望を与えた

いつもピリピリしていて、恐れられていたお局(アラフォー)が電撃婚をキメました。

このニュースはまたたく間に知れ渡ります。特に女子社員に激震が走ったようで、

『あの人でも結婚できるんだ!!私、希望が湧きました・・・!』

希望のシンボルとして称えられたのです。

それもそのはず、お局は若い女子が大嫌いで、無視、舌打ち、嫌味、様々な攻撃を仕掛けるのを得意としていました。

尖ったナイフよろしく、迂闊に近寄れないほどピリピリ。しかし男性と若くない女性には柔らかい対応を見せたのです。

荒れ狂う彼女を見て、もしや・・・この人も婚活がうまくいかなくてやり場のない怒りを発散させているのでは・・・と勝手に同士として見ていた私。

いつもイライラしていたイメージなので、見えない何かと怒っていたのでしょう。

お局の電撃婚

それがある日突然、落着いたオーラを放ち始め・・・。周りに対してトゲがなくなったなぁ・・・そう思った矢先の結婚報道です。なんとわかりやすいー!

しかもこの結婚には秘話がありました。

『男性を紹介するよ~、いい人がいるの~!』

最初はこんな軽い感じで話がでたようです。よくある社交辞令なのでしょう。

ところが日程がなかなかわず、話は流れ気味に・・・。しかし、彼女は諦めなかった。

紹介者に内緒で、彼に連絡を取ったのです。

同じ社内だったので名前さえわかれば、すぐに連絡が取れる仕組でした。

水面下での交際、そして結婚。紹介者にすら告げることなく、静かに愛を貫きました。

『結婚しました!ありがとう!』など一言も告げることもなく、結果だけ報告をしたのです。

私はこの話を聞き、急に彼女に親しみが湧きました。

すごくプライドが高い子だったので、自分からこっそり連絡するなんて想像がつかなかった。

彼女なりに、人生迷っていたのかもしれない・・・。お局も人の子だったのです。

見えない所ではジタバタ、見える部分は優雅に・・・まさに白鳥スタイル。

つまらないプライドは捨てて行動することの大切さ、同世代の私にとっても希望の星となりました。

お局の電撃婚・後日談

あれから数年・・・彼女とバッタリと出会いました。

すでに離婚しており、シングルマザーとなっていた彼女。

今まで見たことがないくらい、キラキラとしていたのです。

『私、一回は結婚して子どもを生みたかったみたい。経験してしまったら、何かスッキリしちゃってさ・・・』

何だかわかるー!一度は通過してみたかった願望。

強がってもいいことがない、頭を下げて紹介を頼むほうが人生楽なのに・・・と思ったが、彼女のように人の手を借りずに自力で切り開いていくストロングスタイルも男前だな・・・!と思ったのです。

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