一生独身でもいいと表向きでは言いつつも、心から覚悟できないならば諦めるべからず

『どうしよう、結婚したい!焦る-!』アラフォーA子が慌てていた。

婚活仲間が次々と結婚してしまい、気付けば誰もいなくなってしまったのだ。

彼女は一度も合コンの幹事を経験したことがない。頻繁に呼んでくれた仲間達が卒業した今、完全にネタ切れとなってしまった。

自分で探すより他なしの状況。ならば知り合いに合コンを頼んでみては?提案してみるも・・・、

『ええ!?私が!?日程の調整とか、面倒くさいなぁ〜!

・・・こりゃいかん。幹事とは面倒くさくて、浮かばれない存在なのだ。PTA役員のように、順番で持ち回るしかない。

段取りがどうしても嫌ならば、個人戦のアプリやパーティがあるぞ。

『そうね、婚活パーティに行ってみる!』それから4ヶ月後、彼女はどうなったかというと・・・。

『パーティに1回、行ったよ~!特に何もなかったけど!』

・・・おい、1回だけかい!季節が変わってますがな。

120日もあったのだ、他の119日は何をしていたー。婚活アプリも開始したらしいのだが、友人から強制的に登録させられただけで誰とも会ってはいないようだ。登録のみって・・・。

『もう結婚しなくてもいいかな・・・と思ってきて!』

出た・・・!婚活女子からよく聞くセリフである。これには2通りのパターンが。

①どれだけ好みの男からプロポーズされようが、死んでも結婚したくない!

②目先の婚活がしんどくて嫌だから、ひとまず戦いから離脱するために宣言しておく。

多くの場合が②である・・・。一時的に休戦といったほうが正しい。また心が乗ってくると、ジワジワと活動を開始するものだ。

ちなみに私の半径5メートルに①タイプの女が2名いたのだが、どちらもこの1年で急に結婚した。

彼女たちは強がりでも何でもなく、本気で結婚へのメリットを感じておらず子どもを持つことにも興味がなかった。

それでも、人の気持ちはいともあっさりと変わったのである・・・。自分が②タイプだと自覚があるのなら、あまり長期間休むのは危険。

運動と同じで休めば休むほど、元の体に戻す時間がかかるものだ。また1からスタートするのは辛い。

冬眠するクマのような気持ちで、『●月●日には穴から出て獲物を探す!』と狩りの開始日を決めておきたいものだ。

というのも冒頭のA子のブランクが長すぎて、婚活アプリの『いいね!』ボタンを押すことすら、『緊張して押せない!』という状態に仕上がっていた。

親指をスライドするだけなので、私が代わりに連打してやろう。『スルーされたら嫌だもの!押せないよ!』

対面式の合コンやパーティですら、音信不通やスルーなどしょっちゅうあるぞ・・・。いちいち否定されたと傷ついていては、その先には進めない。

ましてや、ネットなどもっとお気軽なのだ。見知らぬ他人から軽く扱われても仕方のないことよ。

確かに気分のいいものではないが、自分の人生・人格が否定されたわけではない。

残念ながら、年を取れば取るほど無傷でのゴールは難しいものとなる。

お気に入りのバッグや服だって、傷付くのが怖くてタンスにしまっていては永遠に日の目を見ることはない。

普段からガンガン使ったほうが、いい味が出てくると思うのだがー。

人間だって同じこと。傷ついてくたびれた先には、一皮むけた自分がいると信じて、血の海を泳ぐほうが希望が見えてくる。

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