マッチングアプリのヤリモク男から謎の付き合ってを引き出した物語

私の携帯に、見知らぬ男の写真が送られてきた。

『こいつー!昔、散々だったのよ!』

どうやら友人A子が、数年前に出会った者のようだ。ネット婚活中に偶然、彼を発見し光の速さでブロックしたという。

古の過去に一体、何が起こったのか・・・。


それは初デートの日であった。主要ターミナルで待ち合わせするも、連れて行かれたお店は何故か町はずれ。

『俺の家、ここのすぐ近くなんだ!来ない?』このセリフを言いたいがために選ばれた場所であった。

『偶然だね!近くなんだ、行こうか!』・・・なんてなるはずはなく、即・断った。

いいじゃない、ちょっとだけ!彼の勢いは止まらない。『何もしないから!安心して!』

嫌がる彼女におかまいなく、身の安全は保証すると言い張る彼。絶対に危ないのは、彼の必死な表情から見てとれた。

行かない!ちょっとだけ・・・!虚しい押し問答が続く。

『別に下心があるわけじゃないよ!バルコニーが結構自慢だから、見せたいだけなんだ!』

苦しい言い訳をする彼。バルコニーも気の毒である。ところが、まだ若かったA子は渋々と彼の家へと向かうことに・・・。

至って普通のベランダがある部屋であった。その後は部屋でお茶をしていたら、お約束のように手を出してくる彼。

『何もしないって言ったよね!?』大暴れで抵抗する彼女『もう、やめられない!止まらないんだ!』かっぱえびせん状態の彼。

手を掴んだまま、離さない。『一人でしてれば!?』彼女のこのセリフに気をよくした彼が、なんと目の前で自慰行為に及んだのだ。

冷めた目で見つめるA子。満足そうな彼・・・。どんな絵だ・・・。

スッキリしたあとは真っ直ぐに彼女を見つめて、『付き合ってくれないか!?』・・・順番がおかしかろうに!!

『私も無駄に煽ってしまったからな。若気の至りー!』過去を振り返り、反省するA子。もう何があっても家には行かないと決意。

こんな物騒な世の中、初デートでお宅訪問の必要はないさ・・・。過去の日本はまだ平和であったのだ。 

婚活界で遭遇する男性からの、『家、来ない?』に明るい未来はない。(推定・95%)

それにしてもネット婚活とは昔の自分を知っている人物からも見られるのだな。

『あ、まだ相手が見つかっていないんだな』と互いにバレてしまうのだ・・・。

スポンサーリンク