相席屋とは・・・・男女出会いの酒場。女性は完全無料、男性と同席すると女性の飲食分を男性が支払うというシステムです。
思えば私が若い頃から、似たようなお店はありました!
客層は富裕層のオジサンと若い女性という構成で、女性には裏でバイト料が支払われていたのです。(いわゆるサクラですな)
男女ともにサクラなし、相席する異性の希望をある程度は聞いてくれるということが違いでしょうか。
既婚者もわんさか紛れていそうですが、それはどこの畑も同じ。
もし婚活時代にこんな店があったら、活動のない日は毎日通い詰めそうです。
例え職場でも外に出た以上、手ぶらで帰りたくないマインドです。

R30の相席屋・赤坂店!
30歳以上限定の相席屋があるそうな。マツコ会議で特集されていた。(⇨相席屋R30赤坂店)
何でもアプリで現在の男女比までリアルタイムでわかるとのこと。進化しすぎている・・・!
何組かのお客がインタビューされた。来ている面々も、社会的にまともそうな人物ばかり。
30代以上限定というコンセプトも、『話が早くていい!』と結婚に前向きな姿勢が伺えた。
その中であるキャリア女性が、男性陣に婚活中であることをアピール開始。
ストレートに『年収は?』と尋ねたり、『子どもが欲しいし好きなことをさせてあげたいから、余裕のある暮らしがしたい!』などと宣言。
初対面なのにこんなにガツガツ攻めたら、相手が引いてしまうのでは・・・!?
『お見合い』ではなく、あくまでも『相席』である。子どもに好きなことをさせてやる前に、自身の婚活の方を心配してくれい。
男性陣はまったく結婚に興味がないのか、『結婚してから考えたらいい』『興味ねぇな』さらりとコメント。
双方の顔色がハズレ!と物語っており、女性陣は地獄の無言モードへ突入。
結婚願望がない男性を排除できてよかったと解釈するか、引かれただけなのか・・・。
謎は解けぬまま、女性がある行動に打って出た。
店員に何かを渡している。どうやら『お相手チェンジカード』なるものだ。
すぐに席替えが施され、実りのない時間から互いに解放された。

相手をチェンジできるなんて、なんて素晴らしいシステム・・・!
合コンでもこんな制度があったら、カードを切りまくったであろう。
ちょっと嫌なことがあると、カードを切って目の前から葬る。
いや、むしろこのチェンジカードは我慢ができない現代人を生み出すのでは・・・!
いとも簡単にさよならできるので、『この救いようがない男(女)から、何か1つでも良いところを探さねば・・・!』というメンタル修行の機会損失だ。
キレやすい子どもが増えたのは添加物の多い食事のせいだと言われるように、我慢できない婚活女子がチェンジカードなどの文明の利器で増えないことを祈る・・・。
便利な世の中になるのはよいが、どこかで歪みが生じるのだ。
チェンジカードを3000円くらいでで販売してみれば、乱発はなくなり出会いの垂れ流し防止に一役買ってくれそうだが・・・。
女性無料の相席屋で、チェンジカード3000円は設定に無茶があるか!
お金出してでも逃げたい!時は金なり!と思うか、もうちょっと粘ってみるか!と思うか。
第一印象ではナシ判定した男性と結婚した友人が周りに多い。
相席屋に限らずネットでも合コンでも、チェンジカードの乱れ打ちはご注意を。
切り捨てた中に将来の伴侶がいる可能性が2%くらいはある。意外に無視できない確率だと思う。

相席屋も立派な婚活
男友達が遊びに行ったところ、『ダダ飯目的の女性ばかりだったなぁ!』と言っていました。
真剣な結婚相手を探すよりも、それぐらい気軽に参加したほうが絶望も少なそうです。
サクラでない限り、出会ってしまえば何が起きるかわからないのが男女。
いや、サクラですら出会ってしまえば何が起きるかはわからないのですから。
