アラサーからの婚活服の選び方・三種の神器

私はかつて『婚活に向いている!』と不動産屋にプッシュされた街に住んでいた。ところが、待てど暮らせど結婚話は舞い込んでこない・・・。

その土地にて8畳一間のワンルームで、友人A子とひしめき合って暮らしていた。彼女は駅までの道のりでよくナンパをされていた。

A子調べの結果、黒レースのワンピース&レース日傘&ピンヒールが、最高に丁寧に扱われるとのデータを叩き出したのだ。


真夏のお嬢さんスタイルで駅に向かっていると、近所の男性に声をかけられ・・・。

『もう、とにかく目立っていて、一目でやられた!ここで声をかけないと、後悔すると思った!』後に彼はこう語る。

日傘スタイルにやられたとのことだ・・・。同居人ということで私も一緒に彼のタワーマンションに招かたところ、いきなり木箱に入ったドンペリが出てくるではないか。

・・・ここは銀座のクラブか!?いやいや、彼は普通のサラリーマン。A子を高く評価し、リスペクトしている空気がビシバシと感じられた。

精一杯のおもてなし、どさくさに紛れておこぼれを頂き、コバンザメ・万歳な夜だ。

ボトルを飲み干すと、2本目のドンペリが登場。彼のA子を見る目がハートになっているのは素人目にもわかった。お姫様のように彼女に接するのだ。

普段は中年サラリーマンが集結する立ち飲み屋に出没しているA子。いる場所と、着るアイテムによって、こうも扱いが違うとは。

第一印象は数秒で決まるというが、最初に高い女と思い込ませたら、そのイメージは数回は続くのだ。

婚活のためにオシャレなんぞしたくない!自分らしい出で立ちでいたい!そんなものは後からいくらでもできる。

最初の数回はうんと化けてから自分らしさを小出しにしたほうが、出会いの間口は確実に広がる。年齢・経験問わず大募集、求人と同じ。

今でもレースワンピース・日傘・ピンヒールのセットは我々の中で三種の神器として語り継がれている。

この三点セットは好きなので私もよく使用していたのだが・・・効果が全くなかった!顔が違うと言われればそれまでだが。

何事も己の顔立ちに合わせることが大切である。当時CanCamにてエビちゃんが大ブームであった。

エビちゃん風・めちゃモテファッションのオバさんを見かけたときは、背筋がヒヤリとしたものだ。

モテ服と呼ばれているのに、老けを強烈に目立たせている・・・!シンプルにUNIQLOでも着ていたほうが悪目立ちしない。

誰もがやりがちな失態なので私の背筋も伸びたものだ。

これを着たら何とかなる!なんて万能アイテムは存在しない。安易に考えてはいかんのか・・・時代は流れ、顔の肉も流れていくのである。

年齢を重ねていく度に、アップデートが必要。かくして己に似合う三点セットを探す旅は、一生続くのある。

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