婚活ファッション・三種の神器

『婚活に適した街を紹介して下さい!』

不動産屋さんにオーダーし、実家から出ることにしたA子(アラフォー)。そこは偶然にも、私が独身時代に住んでいた街であった。

都会に住みたい!という田舎魂で引っ越しただけだが、実は婚活に向いていたとは・・・!儲けものである。しかし、占い師にはこう言われたな・・・。

『仕事で成功するなら最高の土地だけど、そこに住んでいたら結婚はできないわ!すぐに引っ越しなさい!』

結婚できないなんて、怖すぎる!土地のパワーなんてあるのか。引っ越す費用もなかったので、無視して住み続けたが、仕事は成功せず、結婚はできた・・・。占いは当たるも当たらぬも八卦である。

当時、私は六畳一間のワンルームに、友人B子とひしめき合って暮らしていた。彼女はよく、駅と家の間でナンパをされていた。我々の研究の結果、黒レースのワンピース&レース日傘が、最高に丁寧に扱われるとのデータを叩き出したのだ。下らなくてすまん。

B子が真夏のお嬢さんスタイルで駅に向かっていると、近所の男性に声をかけられる。

『もう、とにかく目立っていて、一目でやられた。ここで声をかけないと、後悔すると思って!』

後に彼はこう語った。日傘スタイルにやられたと・・・。ご近所ということで、私も一緒に、彼のタワーマンションに招かれた。すると、いきなり木箱に入ったドンペリが出てくるではないか。

・・・ここは銀座のクラブか!?彼は普通のサラリーマン。精一杯のもてなしを受けたのだ。彼がB子を高く評価している空気が、ビシバシと感じられた。私はどさくさに紛れて、お得を味わうことにした。コバンザメ・万歳作戦である。

飲み干すと、2本目のドンペリがご登場。まさか家の近所で、こんなことが。友よ、でかした・・・。普段は、オッサンが集結する立ち飲み屋で飲んでいる我々。

いる場所と、着るアイテムによって、扱いが違いすぎる。第一印象は大事とは聞くが、本当であった。最初に高い女と勘違いでもさせたら、そのイメージは続く。(数回のみ有効)

今でも、レースワンピース、日傘、ピンヒールのセットは、我々の中で三種の神器として語り継がれている。この三点セットは好きなので、よく使用していたが・・・私には効果がないようだ。顔が違うと言われれば、それまでである。

『めちゃモテファッション』など女性誌で見かけるが、己の顔立ちに合わせることが大切だ。エビちゃん風・OLファッションのオバさんを見かけたときは、背筋がヒヤッとした。モテ服なのに、老けを強烈に目立たせる結果に・・・!自分もやりがちな失態である。

これ着たら何とかなる!なんて、万能アイテムはない。楽をしてはならない。時代は流れ、顔の肉も流れていくのだ。

年齢を重ねていく度に、アップデートが必要。かくして、己に似合う三点セットを探す旅は、一生続くのであった。



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